果ては(読み)ハテハ

デジタル大辞泉 「果ては」の意味・読み・例文・類語

はて‐は【果ては】

[副]しまいには。ついには。「口論して、果てはなぐり合いになる」
[類語]畢竟結局矢張り所詮しょせんどの道何れにしても結句ついとどの詰まり詰まるところ帰するところせんずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう何と言ってもどっち道もはやとにかく何しろ何せ何分なにぶん何分にもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれすんでにほとんどすんでのことすんでの所どうにかこうにかどうにかやっとようやくなんとかかろうじてからくもやっとこさ間一髪危なくあわやすれすれようやっとどうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにもやっとの事でまだしもまだえんやらやっとようよう危うく九死に一生を得るまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

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精選版 日本国語大辞典 「果ては」の意味・読み・例文・類語

はて‐は【果は】

  1. 〘 副詞 〙 ついには。最後には。
    1. [初出の実例]「ねぎ事をさのみ聞きけんやしろこそはてはなげきの森となるらめ〈讚岐〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇五五)
    2. 「他愛もなき談笑に果(ハ)ては引き出す喧嘩糸口」(出典:闇桜(1892)〈樋口一葉〉上)

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