最早(読み)モハヤ

デジタル大辞泉 「最早」の意味・読み・例文・類語

も‐はや【最早】

[副]
ある事態が実現しようとしているさま。早くも。まさに。「最早今年も暮れようとしている」
ある事態が変えられないところまで進んでいるさま。今となっては。もう。「最早如何ともしがたい」「最早これまで」
[類語](1畢竟ひっきょう結局矢張り所詮しょせんどの道何れにしても結句ついとどの詰まり詰まるところ帰するところせんずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってもどっち道とにかく何しろ何せ何分なにぶん何分にもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれすんでにほとんどすんでのことすんでの所どうにかこうにかどうにかやっとようやくなんとかかろうじてからくもやっとこさ間一髪危なくあわやすれすれようやっとどうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにもやっとの事でまだしもまだえんやらやっとようよう危うく九死に一生を得るまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ遅ればせ思い通りやっとこせやっとこからがら命からがら心ならず一杯一杯精一杯たかだかせめてせめても首の皮一枚ぎりぎりほうほうのてい滑り込み漕ぎ着ける冷や汗をかく危機一髪きわどい薄氷をサバイバル虎口を脱するやれやれ命冥加一髪一髪千鈞せんきんを引くとりあえずひとまず間に合わせる何はさておき何はともあれ差し当たりまんまと/(2早早はやばや早早そうそう早め尚早もうはや早くも今やすでとっくにとうにとうの昔とっくの昔つとに先刻後悔先に立たずこのに及んで手遅れ後の祭り生まれた後の早め薬証文の出し後れ争い果ててのちぎり木喧嘩けんか過ぎての棒千切り十日の菊六日の菖蒲あやめに合わぬ花夏炉冬扇寒に帷子かたびら土用に布子ぬのこ今さら覆水盆に返らず

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精選版 日本国語大辞典 「最早」の意味・読み・例文・類語

いと【最】 早(はや)

  1. ( 「はや」は形容詞「はやし」の語幹 )
  2. たいそう早く。もう。
    1. [初出の実例]「吹きそめていくかもあらぬ秋風にいとはや袖の露けかるらむ〈藤原実雄〉」(出典:続古今和歌集(1265)秋上・二九〇)
  3. 今となっては。もはや。
    1. [初出の実例]「最早(イトハヤ)こなたは頼まぬ。お帰りなされて下され」(出典浮世草子・風流曲三味線(1706)六)

も‐はや【最早】

  1. 〘 副詞 〙
  2. 現時点において、継続してきた事柄に区切りをつけたり、すでにある状態になっていることを認めたりする気持を表わす語。現在に至っては。もう。すでに。「もはやこれまで」
    1. [初出の実例]「葵の上のおん物の怪、もはやよくござあらうずると存じたれば」(出典:謡曲・葵上(1435頃))
  3. ある事態が実現しようとしているさま。はやくも。まさに。「もはや日も暮れようとしている」

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