西海[町](読み)さいかい

百科事典マイペディア 「西海[町]」の意味・わかりやすい解説

西海[町]【さいかい】

長崎県西彼杵(にしそのぎ)郡,西彼杵半島北部の旧町。面高(おもだか),七釜(ななつがま)など小集落が散在溶岩台地畑作川内浦真珠養殖が行われる。横瀬浦は長崎開港以前の海外貿易地として有名。砕屑(さいせつ)丘の虚空蔵(こくぞう)山頂は,展望にすぐれ,琴平神社がある。南部に七釜鍾乳洞(天然記念物)がある。2005年4月西彼杵郡西彼町,大島町,崎戸町,大瀬戸町と合併し市制西海市となる。67.23km2。9229人(2003)。

西海[町]【にしうみ】

愛媛県南端,南宇和郡の旧町。宿毛(すくも)湾の北側,屈曲の多い半島と付近の島々を占める。水産業が主で,主集落の船越は地峡部にある小漁港。リアス式の海岸足摺宇和海国立公園の一部。宇和島市からバス。2004年10月南宇和郡御荘町,城辺町,一本松町,内海村と合併し,南宇和郡愛南町となる。21.80km2。3300人(2003)。

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