城辺[町](読み)じょうへん

百科事典マイペディア 「城辺[町]」の意味・わかりやすい解説

城辺[町]【じょうへん】

愛媛県南部南宇和郡の旧町。僧都(そうづ)川の流域を占め,南は宿毛(すくも)湾に臨む。中心集落は中世末期に城のあったところで,城跡諏訪(すわ)神社がある。南部の深浦はイワシ・カツオ漁業の根拠地で水産加工も行われる。海岸足摺宇和海国立公園に属する。2004年10月南宇和郡御荘町,一本松町,西海町,内海村と合併し,南宇和郡愛南町となる。75.35km2。9598人(2003)。

城辺[町]【ぐすくべ】

沖縄県,宮古島東部を占める宮古郡の旧町。最大の集落は新城(あらぐすく)。大部分は50〜100mの隆起サンゴ礁で,サトウキビを主産,製糖工場がある。東端の東平安名(あがりへんな)岬は景勝地。2005年10月,平良市,宮古郡下地町,伊良部町,上野村と合併し市制宮古島市となる。57.60km2。7718人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報