デジタル大辞泉
「赤日」の意味・読み・例文・類語
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せき‐じつ【赤日】
〘名〙
① 太陽の光。赤く輝く太陽。夏の照りつける太陽。
※本朝文粋(1060頃)三・弁山水〈大江澄明〉「莫レ不下韜レ異含レ霊。孕レ奇懐レ怪。沃二赤日一而呑二皓月一。出二霊雨一而合中陰陽上」
※
源平盛衰記(14C前)
一八「一年蒼天雲を払ひ赤日
(セキジツ)旬
(そら)を渉て、天下旱魃あり」 〔
王維‐苦熱詩〕
しゃく‐じつ【赤日】
〘名〙
※あの道この道(1928)〈
十一谷義三郎〉一「手をはたいて、ぐるりと振り向くと、大きな、まんまるい赤日
(シャクジツ)が、くわっと頬っ片に沁んで」
しゃく‐にち【赤日】
※
草根集(1473頃)一「則詠
二此百首
一以至
二法楽
一。七日赤日之間、今日六日夕、巻頭以下四五首詠
レ之」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「赤日」の読み・字形・画数・意味
【赤日】せきじつ
かがやく太陽。唐・杜甫〔晩晴〕詩 南天三旬、霧開く 赤日照(せうえう)、西より來(きた)る字通「赤」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報