酒乱(読み)シュラン

デジタル大辞泉 「酒乱」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐らん【酒乱】

酒に酔うと人が変わったようになり、暴れること。また、そのような性癖の人。
[類語]酒癖笑い上戸泣き上戸酔う酔っ払う出来上がる酩酊沈酔大酔たいすい泥酔乱酔飲まれる虎になる酒気微醺びくん酔い潰れるべろんべろんぐでんぐでんべろべろへべれけれろれろ悪酔い酔態酔眼酔眼朦朧もうろうさか焼けほろ酔い生酔い微酔酔狂酔歩呂律ろれつが回らない千鳥足目が据わるメートルを上げる宿酔二日酔い酔いどれ酔っ払い大虎おおとら

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精選版 日本国語大辞典 「酒乱」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐らん【酒乱】

〘名〙 酒を飲むと荒れる性癖やそのような性癖をもつ人。また、急性アルコール中毒重症のときにみられる病的酩酊。酒狂
参天台五台山記(1072‐73)一「依酒乱客人二人闘乱」

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改訂新版 世界大百科事典 「酒乱」の意味・わかりやすい解説

酒乱 (しゅらん)

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世界大百科事典(旧版)内の酒乱の言及

【酩酊】より

… ただし,上記の諸症状と血中アルコール濃度との関係は,アルコールに対する神経系の反応性の高低によって異なり,とくに一口でも異常反応を起こすアルコール不耐性の人などの場合は,血中アルコール濃度は酔いの指標にはならない。 異常酩酊は,普通酩酊とは異なる経過をとり,酩酊の進行中に突然に興奮状態が出現したりするもので,〈酒乱〉ともいわれる。異常酩酊はさらに複雑酩酊と病的酩酊に分けられ,飲酒時周囲の状況から,その興奮が了解できるものを複雑酩酊,突如として,まったく理解できない興奮や異常言動が起こるものを病的酩酊という。…

※「酒乱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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