酔眼朦朧(読み)スイガンモウロウ

デジタル大辞泉 「酔眼朦朧」の意味・読み・例文・類語

すいがん‐もうろう【酔眼××朧】

[ト・タル][文][形動タリ]酒に酔って目先がぼんやりしているさま。「酔眼朦朧として何も見えず」
[類語]酔う酔っ払う出来上がる酩酊沈酔大酔たいすい泥酔乱酔飲まれる虎になる酒気微醺びくん酔い潰れるべろんべろんぐでんぐでんべろべろへべれけれろれろ悪酔い酔態酒乱酔眼さか焼けほろ酔い生酔い微酔酔狂酔歩呂律ろれつが回らない千鳥足目が据わるメートルを上げる宿酔二日酔い酔いどれ酔っ払い大虎おおとら

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精選版 日本国語大辞典 「酔眼朦朧」の意味・読み・例文・類語

すいがん‐もうろう【酔眼朦朧】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 酒に酔ってとろんとした目つきになり、物がはっきり見えないさま。
    1. [初出の実例]「少年不老年意、酔眼朦朧落墨花」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)三・楓林暮鴉)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐杜介送魚詩〕

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四字熟語を知る辞典 「酔眼朦朧」の解説

酔眼朦朧

酒に酔ってとろんとした目つきになり、物がはっきり見えない様子。酔ってぼうっとした様子をいう。

[活用] ―と・―として。

[使用例] 酔眼朦朧、星の光すらその瞳には映りそうにも見えなかった[島崎藤村破戒|1906]

[使用例] いまこうやって眺めると、きょうはお似合いの夫婦が訪ねてきたような気がしてしようがないね。大分酔眼朦朧としてきたらしい[倉橋由美子*夢の浮橋|1970]

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