酔歩(読み)スイホ

デジタル大辞泉 「酔歩」の意味・読み・例文・類語

すい‐ほ【酔歩】

[名](スル)
酒に酔ってふらふらしながら歩くこと。また、その足どり。千鳥足。「酔歩する花見客」「酔歩蹣跚まんさん
ランダムウオーク
[類語]千鳥足酔う酔っ払う出来上がる酩酊沈酔大酔たいすい泥酔乱酔飲まれる虎になる酒気微醺びくん酔い潰れるべろんべろんぐでんぐでんべろべろへべれけれろれろ悪酔い酔態酒乱酔眼酔眼朦朧もうろうさか焼けほろ酔い生酔い微酔酔狂呂律ろれつが回らない目が据わるメートルを上げる宿酔二日酔い酔いどれ酔っ払い大虎おおとら

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精選版 日本国語大辞典 「酔歩」の意味・読み・例文・類語

すい‐ほ【酔歩】

  1. 〘 名詞 〙 よっぱらって歩くこと。また、その足どり。千鳥足。
    1. [初出の実例]「酔歩浪々、了鬟前を擁し、幇間後を押し、譟ひで過ぐる者」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)
    2. 「庄兵衛ぶらりぶらりと酔歩あぶなく帰り来るに」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉四七)

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普及版 字通 「酔歩」の読み・字形・画数・意味

【酔歩】すいほ

千鳥足。

字通「酔」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の酔歩の言及

【ランダムウォーク】より

…乱歩または酔歩ともいう。酔っぱらいのふらふら歩きのように,左右どちらに進むか定まらない運動の確率論的モデルがランダムウォークXn(n=0,1,2,……)で,次のように定義される。…

※「酔歩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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