ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アカザエビ」の意味・わかりやすい解説
アカザエビ
Metanephrops japonicus
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目アカザエビ科に属する食用エビ。日本特産で、房総半島沖から日向灘(ひゅうがなだ)にかけて分布する。水深200~400メートルに多く、機船底引網で漁獲される。体長25センチメートルに達する大形種。歩行型のエビで体形がシャコを思わせるため、多産する駿河(するが)湾沿岸ではシャコエビとよぶ。額角(がっかく)は強大で、上縁に2対、下縁に1対、頭胸甲の背面の稜(りょう)に5対、その各側に5本の歯状突起がある。第2~第5腹節の背面には複雑な浮彫り模様がある。前3対の胸脚にはさみをもつが、第1胸脚が長大である。近縁種のミナミアカザエビN. thomsoniは腹部の背面が滑らかで、東シナ海や黄海に多産する。両種とも肉が美味で、商品価値が高い。ヨーロッパに広く分布するヨーロッパアカザエビN. norvegicusもノルウェー・ロブスターNorway lobsterとよばれる重要種である。
[武田正倫]
入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
7/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新