あきる野[市](読み)あきるの

百科事典マイペディア 「あきる野[市]」の意味・わかりやすい解説

あきる野[市]【あきるの】

東京都中西部の市。1995年秋川市と五日市町が合併改称多摩川と秋川の間にある秋留台地と小丘陵および旧五日市町域の山地を占める。野菜栽培,養鶏が行われ,山地では杉材を産し,製材業が盛ん。五日市線が通じて住宅地化が進むほか,圏央道の開通により工場も進出している。秋川上流部の秋川渓谷は,秩父多摩甲斐国立公園に属し,行楽地となっている。南部の秋川南岸にはレジャー施設〈東京サマーランド〉がある。73.47km2。8万868人(2010)。

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