出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
北海道中央南部,勇払平野にある湖。ウトナイト沼とも呼ばれる。苫小牧市街東北東約15kmにあり,東西2.5km,南北2km,最大水深1.3mの浅い湖沼である。北岸から流入した美々川などが南岸から流出し,勇払川と合流する。北岸の一部を除けば周辺には低湿地が広がっている。潟湖のなごりともみられ,付近の台地の谷口には多数の湖沼や沼沢地があるが,その中ではとくに大きい。国道36号線が通る西端部の湖畔にホテルや遊園地などがある。冬は凍結し湖面はスケート場にもなる。毎年11月上旬200羽におよぶハクチョウが渡来して越冬するなど鳥類の楽園で,日本野鳥の会は苫小牧市の協力をえて,1981年に周辺約500haをサンクチュアリ(鳥の聖域)に指定し,観察小屋などを設けている。
執筆者:岡本 次郎
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出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報
…市街地には王子野球場,王子体育館,スケートリンクなど王子製紙関連の施設が多い。ハクチョウが飛来するウトナイ湖があり,樽前山や支笏湖にも近い。室蘭本線,日高本線が通じ,沼ノ端で千歳線を分岐する。…
※「ウトナイ湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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