コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

おはん オハン

4件 の用語解説(おはんの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

おはん

宇野千代長編小説。妻おはんと夫、その愛人との関係を関西方面の方言を用いた夫の語りで描く。昭和32年(1957)刊行。同年、第10回野間文芸賞、第9回女流文学者賞を受賞。昭和59年(1984)、市川崑監督により映画化。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

おはん

宇野千代の小説「おはん」の主人公
紺屋の加納屋の息子の女房。夫が芸者のおかよと一緒になったので家をでて,一人息子の悟をそだてる。のち夫とよりをもどし,親子3人で家をもつことになったが,引っ越しの当日大雨がふり,悟が川におちて死ぬ。おはんは置き手紙をのこして姿をけす。昭和22年から「文体」「中央公論」に発表。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

デジタル大辞泉プラスの解説

おはん

1984年公開の日本映画。監督・脚本:市川崑、脚本:日高真也、原作:宇野千代、美術:村木忍。出演:吉永小百合石坂浩二大原麗子、香川三千、ミヤコ蝶々ほか。第39回毎日映画コンクール美術賞受賞。第8回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(吉永小百合)ほか受賞。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

おはん
おはん

宇野千代の長編小説。1947年(昭和22)12月より『文体』1、2、4号に、50年からは『中央公論』に発表。57年5月完結、同年6月中央公論社刊。芸妓(げいぎ)おかよに馴染(なじ)み、身上(しんしょう)を潰(つぶ)して女房おはんを離縁、女の庇護(ひご)で細々と小商いを営む気弱な男の懺悔(ざんげ)話。別れて7年目、偶然おはんに出会ってよりを戻し、ふたたびいっしょに暮らそうとするが、8歳の息子が暴風雨の川に溺死(できし)、悲しみのうちにおはんは姿を隠す。岩国地方の方言による語物の形式をとり、古風な女の情愛を描いて世話物浄瑠璃(じょうるり)に似た作品世界をつくりだした。女流文学賞、野間文芸賞受賞。[田中美代子]
『『おはん』(新潮文庫) ▽『おはん・風の音』(中公文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おはんの関連キーワード宇野宇野千代北原武夫銀子ジャンバルジャン主公おはなはん秋田県秋田市保戸野千代田町京都府京都市右京区嵯峨野千代ノ道町アンチ・ヒーロー

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

おはんの関連情報