カテナ(英語表記)catena

翻訳|catena

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カテナ」の意味・わかりやすい解説

カテナ

システム開発運用保守および IT関連商品の販売を行なうコンピュータ総合サービス会社。1968年カテナビジネスサービスとして設立,データ入力サービス業務を開始。コンピュータの急発展に伴って,オペレーター派遣をはじめ,1977年ソフトウェアの開発,1980年事務機器販売と事業を拡大した。1985年社名をカテナに変更。1994年関連 3社を吸収合併して情報総合サービス企業への拡充をはかった。2010年携帯電話向けソフトウェアの開発などを行なうシステムプロに吸収合併され,シスプロカテナ(同年システナに社名変更)となった。

カテナ
catena

特定土壌地域内で,同様な土壌母材から生成したが起伏または排水条件の違いによって,土壌の特徴が異なっている現象。最もよく用いられるのは,カテナの概念の最初の提唱者 G.ミルンが 1935年北アフリカで行なった地形の変化に対応する土壌型の細分類である。この場合,台地丘陵地傾斜地凹地などと変化する地形 (地表起伏) に対し,影響を受けるのは地表排水や浸透水の動きであり,他の条件すなわち地質母材,気候などに差異がない範囲を対象としている。

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