カテナ
catena
地形以外の土壌生成因子が同一で,地形変化に対応して土壌が規則的に変化している場合,これら一連の土壌をカテナという。東アフリカのタンガニーカの土壌についてG.Milne(1935)が提唱。その語源はラテン語の鎖(catēna)に由来。類似の母材からできた異なった土壌が,起伏と排水状況に応じ地理的に連続して現れる場合を指し,土壌統と大土壌群の中間の土壌分類・作図単位とした。T.M.Bushnell(1942)らはこの概念を拡張,他の土壌生成因子が一様で排水状態だけが段階的に異なる一連の土壌統を単純カテナ,土壌生成因子のうち一因子の影響だけが段階的に変化し,他因子の影響が同じものを複合カテナとして,それぞれ母材カテナ・気候カテナ・植生カテナ・時間カテナとした。日本では大政正隆(1951)が,最初に森林土壌の分類にこの概念を応用した。
執筆者:松井 健・永塚 鎮男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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カテナ
地形に起伏のある地域では,丘の頂から谷へと種類を異にする土壌が順次現れる.この土壌の順序は等高線を横切り,起伏に伴って繰り返し認められ,その結果類似した土壌がある程度の規則的な間隔をもって繰り返し現れることになる.この現象をミルンはカテナと名付けた[Milne : 1935, 木村ほか : 1973].しかしこの語の使用は混乱したためtoposequenceという語が用いられた[Ollier : 1909].普通にはカテナは異なった条件で同時に発達する土壌が共生している場合に用いられるが,現在では厳密な定義は土壌学者の間でも一致していない.ラテン語のcatenaは鎖の意味.
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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カテナ
システム開発・運用・保守および IT関連商品の販売を行なうコンピュータ総合サービス会社。1968年カテナビジネスサービスとして設立,データ入力サービス業務を開始。コンピュータの急発展に伴って,オペレーター派遣をはじめ,1977年ソフトウェアの開発,1980年事務機器販売と事業を拡大した。1985年社名をカテナに変更。1994年関連 3社を吸収合併して情報総合サービス企業への拡充をはかった。2010年携帯電話向けソフトウェアの開発などを行なうシステムプロに吸収合併され,シスプロカテナ(同年システナに社名変更)となった。
カテナ
catena
特定の土壌地域内で,同様な土壌母材から生成したが起伏または排水条件の違いによって,土壌の特徴が異なっている現象。最もよく用いられるのは,カテナの概念の最初の提唱者 G.ミルンが 1935年北アフリカで行なった地形の変化に対応する土壌型の細分類である。この場合,台地,丘陵地,傾斜地,凹地などと変化する地形 (地表起伏) に対し,影響を受けるのは地表排水や浸透水の動きであり,他の条件すなわち地質母材,気候などに差異がない範囲を対象としている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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カテナ
正式社名「カテナ株式会社」。英文社名「CATENA CORPORATION」。卸売業。昭和43年(1968)「株式会社カテナビジネスサービス」設立。同60年(1985)現在の社名に変更。本社は東京都江東区潮見。金融機関向けに実績のあるシステム開発やシステムインテグレーションを行う。パソコン関連商品の販売も。東京証券取引所第2部旧上場。平成22年(2010)システムプロ(現システナ)による吸収合併にともない上場廃止。
出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報
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出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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