日本大百科全書(ニッポニカ) 「クリスマス・カード」の意味・わかりやすい解説 クリスマス・カードくりすますかーどChristmas card わが国の年賀状にあたるもので、キリストの誕生を祝うと同時に友人、知人にその喜びを伝える手紙。主としてクリスマスにちなんだ美しい絵を表紙とし、中に祝いのことばを記す。クリスマスと同時に新年を祝うことばを併記することが多い。文字と絵を印刷した最初のクリスマス・カードは、イギリスで1843年ヘンリー・コールの考案、ジョン・ホーズリーの執筆によってつくられたという。クリスマスを待つ待降節(クリスマス前4番目の日曜日に始まる)に送るもので、暖炉の上の棚に並べて飾られクリスマスの景物の一つとなる。[船戸英夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリスマス・カード」の意味・わかりやすい解説 クリスマス・カードChristmas card キリスト降誕を祝って知友に送るカード。 1843年イギリスの美術教育家 H.コールがロイヤル・アカデミー会員 J.ホスレーに描かせて作ったのが最初とされる。 (→キリスト降誕祭 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報