デジタル大辞泉 「シャークスキン」の意味・読み・例文・類語 シャークスキン(sharkskin) 1 鮫さめの皮。2 鮫の肌のように仕上げた、綾織りの毛織物。背広・コート地用。3 鮫の肌を思わせる、ざらざらした感じの人絹織物。夏の婦人服地用。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「シャークスキン」の意味・読み・例文・類語 シャークスキン 〘 名詞 〙 ( [英語] sharkskin ) 織物の一つ。毛織物と人絹織物とに分かれ、毛織物のほうは、織り目をサメのはだに似せた綾織物をいい、人絹織物のほうはバスケット織にした光沢のある織物をいう。ひやりとした膚ざわりがサメの皮を思わせることからつけられた称。[初出の実例]「由香子は白いシャークスキンのガウンを着てゐた」(出典:若いセールスマンの恋(1954)〈舟橋聖一〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「シャークスキン」の意味・わかりやすい解説 シャークスキンsharkskin サメの皮の意で,外観がサメの皮に似た梳毛(そもう)織物。一般に細番手の梳毛糸を使い,経に白糸,緯に色糸を用いて織り,製織後表面のけばを刈り取るクリアー仕上げをほどこす。薄手で男女のコート地,スーツ地に用いられる。近年はレーヨンなど合成繊維で織ったものもあり,さらりとした触感から夏の衣料に用いられる。執筆者:山崎 宗城 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「シャークスキン」の意味・わかりやすい解説 シャークスキンしゃーくすきんsharkskin シャークスキンとよぶ織物の種類には、次の二つがある。一つは、色の違う糸を交互に配列して、2(ニ)/2(ニ)の綾(あや)組織とし、サメの皮のような外観を現した梳毛(そもう)織物、ほかの一つは、経緯(たてよこ)の糸にマルチ・ダルのレーヨン糸などを使い、平(ひら)または斜文組織にした比較的厚手のさめ肌に似た外観をもつ人絹織物である。前者は背広服地、スプリング・コート地などに、後者はおもに夏季の婦人服地に用いられる。[角山幸洋] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「シャークスキン」の意味・わかりやすい解説 シャークスキン 梳毛(そもう)織物の一種でサメの皮のような外観をもつ。組織は斜子(ななこ)織で異なった色の糸を交互に配することが多く,背広地などにされる。またレーヨン糸を用いて織ったものもあり,光沢をもち涼感があるので夏服地などにされる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャークスキン」の意味・わかりやすい解説 シャークスキンsharkskin 原義どおり,さめ皮のような外観をもつ織物で,羊毛,レーヨンなどを使って生産する。羊毛の場合は,色違いの糸で綾織にした梳毛 (そもう) 織物で,背広やレインコートに用いられ,レーヨンの場合は,ざっくりした平織または斜文織で,夏用の婦人服に用いられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
ダイビング用語集 「シャークスキン」の解説 シャークスキン ふた昔くらい前に流行したジャージを張らないゴムだけのウエットスーツの種類で、網目のような型押しがなされた黒いゴムを使用する。 出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報 Sponserd by