ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュトース」の意味・わかりやすい解説
シュトース
Stoss, Veit
[没]1533. ニュルンベルク
ドイツの彫刻家。後期ゴシック様式の代表的な彫刻家で,当時最高の木彫家。 1477~96年ポーランドのクラクフに滞在,聖マリア聖堂の大祭壇 (1477~89) ,『カシミール4世の墓碑』 (92) などを制作。 96年ニュルンベルクに帰り,聖ロレンツ聖堂の『聖告』 (1517~18) などを制作した。華麗な形式,精緻な細部表現,劇的な内面表現が特徴。
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