コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ところてん ところてん

4件 の用語解説(ところてんの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ところてん
ところてん

心太とも書く。天草,大房,鬼草などの紅藻類から寒天質を熱湯で抽出し,冷却してゼリー状にしたもの。柱状に切り,ところてん突きに入れて棒状に押出し,食酢と青海苔を掛けて食べる。また,種々のシロップとともに菓子にも使われる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

ところてん

〈心太〉と書く。テングサオゴノリなどを煮とかして型に流し,冷却して固めた食品。てん突きで麺(めん)状に突き出して酢醤油,からし醤油,あるいは糖蜜などで食べる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

栄養・生化学辞典の解説

ところてん

 寒天のゲルを細長く切断して二杯酢をかけたもの.

出典|朝倉書店
栄養・生化学辞典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ところてん
ところてん / 心天

寒天原藻のテングサなどを煮て、寒天質を抽出し、冷やし固めたもの。これをところてんつき(てんつき)に入れて線状に突き出し、酢じょうゆや蜜(みつ)をかけて食べる。ところてんは日本独特の海藻製品で、奈良時代から食用されていたことが正倉院の宝物中に記録されている。テングサは古くは、こるもは、こころふと(心太)といい、これからつくった食品ところてんも、初めはこころふとであったのが、こころてい→こころてん→ところてんに転訛(てんか)したものであろうといわれている。
 ところてんには寒天質以外の不純物を含んでいるので、多少磯(いそ)臭いにおいがする。冷やし固めたところてんを凍結させたあと、溶かして不純物を除き、乾燥させたものが寒天である。最近のところてんは、寒天を材料としてつくられているものが多い。これは、寒天を水でふやかし、水を加えて煮溶かし、冷やし固めたあとてんつきで突き出す。原藻からつくったものに比べ、色つやはよいが、磯の香りがなく、弾力も少ない。
 ところてんは99%が水分で、タンパク質、炭水化物、無機質をごくわずか含むほか、脂質、ビタミン類は含有しない。固形分としての炭水化物はガラクタンで、ほとんど消化されない。ところてんは透明感があり、柔らかい感触は涼味をそそるところから、夏の味覚として古くから親しまれてきた。[河野友美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ところてんの関連情報