ノーウォーク(読み)のーうぉーく(英語表記)Norwalk

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノーウォーク」の意味・わかりやすい解説

ノーウォーク
のーうぉーく
Norwalk

アメリカ合衆国、コネティカット州南西部、ノーウォーク川河口ロング・アイランド海峡に臨む都市人口8万2951(2000)。ニューヨーク市の郊外都市として古くから各種工業発達がみられ、衣料、電子・電気機器、食品、航空機関連企業の立地が目だつ。また、港内に数多くの小島が点在し、とくに夏季には多くの行楽客を集める。先住民から土地を購入し1650年に町が建設された。独立戦争時にはイギリス軍の手によって町が全焼したが、1913年には近隣町村を合併し大きな発展をみた。市内にあるシルバーマイン・ビレッジは、芸術家が多く集まる所として有名である。

[作野和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノーウォーク」の意味・わかりやすい解説

ノーウォーク
Norwalk

アメリカ合衆国,カリフォルニア州南西部の都市。 1868年に町がつくられ,75年サザン・パシフィック鉄道が開通したのち,林業酪農牧畜などの行われる周辺地域との物資集散地となった。近年は主要高速道路交差点となり,第2次世界大戦後工業化が進んだ。 1964年以後毎年,宇宙科学技術関係の展示会が開かれる。人口 10万5549(2010)。

ノーウォーク
Norwalk

アメリカ合衆国,コネティカット州南西部の都市。 1649年に最初移民入植。独立戦争の頃から帽子製造で知られ,その後造船陶器,車両などの工業が発達。近年は繊維,衣料,電気器具製造などが盛んである。かつてはカキの産地であったが,近年は海水汚染のためほとんど全滅した。人口7万 8331 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android