ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハマヒバリ」の意味・わかりやすい解説
ハマヒバリ
Eremophila alpestris; shore lark; horned lark
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スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17cm。背面は砂色ないし褐色で,額,ほお,胸が黒く,眉斑とのどは黄色い。繁殖期の雄は頭部に1対の黒い角状の冠羽がある。この鳥はユーラシアではツンドラ地帯と南部の高地で繁殖し,冬季は温帯低地の開けた疎生草地や海岸,積雪のないステップに渡り,小群で越冬する。ヒバリ科の他の種が分布していない北アメリカでは,ツンドラから草地,砂漠まで開けた場所のほとんどすべてに分布を拡大し,さらに南アメリカのコロンビアの高地にまで達している。日本には冬鳥として渡来するが,まれである。地上を歩きながら昆虫や小型の軟体動物,甲殻類,種子を食べ,海岸に打ち上げられた海草の間で採食しているのを見かけることがある。巣はヒバリの巣に似ていて,ツンドラや原野の地面のくぼみにつくり,1腹3~4個の卵を産む。巣づくりと抱卵は主として雌が行い,育雛(いくすう)は雌雄でする。近縁種のE.bilophaはアフリカのサハラ砂漠の北縁に形成される,植生がまばらな岩れき地や岩石帯の散在する砂漠に分布している。
執筆者:長谷川 博
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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