百科事典マイペディア 「ブーゲンビル」の意味・わかりやすい解説
ブーゲンビル[島]【ブーゲンビル】
→関連項目ソロモン諸島|パプア・ニューギニア|ブーゲンビル紛争
ブーゲンビル
→関連項目ブーゲンビル[島]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
フランスの航海者,数学者,軍人。ブーガンビルとも記す。パリに生まれ,20代前半で数学者として名声を博し,ローヤル・ソサエティ(ロンドン王立協会)の会員となった。1756年にカナダへ行き,副官としてイギリスとの戦争に加わった。戦後は自費で南大西洋のフォークランド諸島に入植地を建設したが,67年にスペインに譲り渡すことになり,この代償としてフランス初の太平洋探検隊の隊長のポストを得た。1766-69年ブドゥーズ号でフランス人としては初の世界一周を果たした彼は,ソロモン諸島北西端の島とその南側の海峡にその名をとどめている。ディドロ《ブーガンビル航海記補遺》の種本ともなった彼の《世界周航記》は1771年に出版(翌年英訳)され,注目を集めた。
執筆者:石川 栄吉+斉藤 尚文
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
フランスの航海者、軍人。パリ生まれ。1753年陸軍入隊。著書『積分法論』(二巻、1754~56)でロンドン王立協会の会員になる。56年カナダでフレンチ・アンド・インディアン戦争に参加。63年海軍に移り、政府の依頼で南大西洋フォークランド諸島にフランス植民地を建設したが、のちにスペインの抗議で放棄。66~69年フランス初の世界周航を指揮、大洋州でタヒチ、サモア、ニュー・ヘブリデス、ニュー・ブリテンなどの島々を探検。16世紀にスペイン人メンダーニアが訪れたソロモン諸島の間を、それと気づかずに航行。同諸島中のブーゲンビル島と、植物ブーゲンビレアは彼の名にちなむ。71年出版の『世界周航記』は有名。79~82年アメリカ独立革命を支援、イギリス海軍と交戦。のちにナポレオン1世から元老院議員、伯爵に叙せられた。
[越智道雄]
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新