ホーマン軌道(読み)ホーマンきどう(英語表記)Hohmann orbit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーマン軌道」の意味・わかりやすい解説

ホーマン軌道
ホーマンきどう
Hohmann orbit

中心を同じくする同一平面内の2つの異なった円または楕円軌道間の遷移飛行を行う際の最小エネルギー軌道近地点および遠地点それぞれの軌道に接する楕円軌道となる。 1925年 W.ホーマンがこの原理を明らかにしたのでこの名称がつけられている。またホーマン軌道の場合の所要エネルギー最小の条件のように,ある最適化条件を満足する飛行軌道のことを最適軌道という。

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