コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ほ座 ほざVela

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ほ座
ほざ
Vela

帆座。1752年にニコラ・ルイ・ド・ラカイユにより四つに分割されたアルゴ座の一つ。概略位置は赤経 9時30分,赤緯-45°で,おおいぬ座の南東に,とも座,ほ座と続く。4月の宵に南中するが,日本からは一部分しか見えない。天の川の中に位置し,多くの散開星団超新星残骸と考えられる星雲パルサーがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ほ座
ほざ / 帆座

18世紀のフランスの天文学者N・L・ラカイユが、アルゴ座を4分割したものの一つ。らしんばん座の南、りゅうこつ座の東に接し、晩冬の宵の南の地平線上に姿を現す。沖縄方面ではその全景を見ることができる。とも座から南十字星に至る天の川の中にあり、輝星のにぎやかな星座だが、帆の形を連想するのはすこしむずかしい。なお、ほ座κ(カッパ)星とδ(デルタ)星、りゅうこつ座ε(イプシロン)星とι(イオタ)星の4個の星を結んでできる十字形を、南十字星によく似て見間違えやすいというので「にせ十字」とよんでいる。星座全体をガム星雲とよばれる超新星爆発の名残(なごり)の星雲が覆っているが、肉眼では見えず、写真でのみその姿を認めることができる。[藤井 旭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ほ座の関連キーワード躯・軀・骸・身ほ座(帆座)ガム星雲帆座

今日のキーワード

ラニーニャ現象

《La Niña events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より低くなる現象。低下する温度差はエルニーニョ現象での上昇温度差より一般的に小さい。→ダイポールモード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android