プラスチック製の包装容器や衣料品に使われる合成繊維が、ごみとして川や海に流れ込み、紫外線や波の作用などで壊れ、直径5ミリ以下の微粒子になった物を指す。さらに小さい直径1マイクロメートル(千分の1ミリ)以下は一般的にナノプラスチックと呼ばれる。魚やサンゴなど海洋生物の体内からも検出され、成長や繁殖への悪影響が懸念される。人体では血液や胎盤、腎臓や肝臓から検出され、空気中の微粒子を吸い込んだり、汚染された海産物を食べたりして体内に入り込むとみられる。
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(2019-6-27)