コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アカンサス アカンサス Acanthus mollis; acanthus

6件 の用語解説(アカンサスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカンサス
アカンサス
Acanthus mollis; acanthus

キツネノマゴ科の多年草で,南ヨーロッパ原産。日本ではハアザミ呼ばれるアザミに似た深い切れ込みのある羽状の大きな葉は光沢があって常緑。草丈は約 1m,花茎はさらに高く伸び,長い花穂をつける。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

アカンサス(acanthus)

キツネノマゴ科ハアザミ属の常緑多年草の総称。アザミに似て葉にとげがある。初夏、1.5メートルくらいの茎の先に唇形の花を穂状につける。地中海沿岸の原産。 夏》
西洋古典主義の建築・美術で、装飾文様に用いた1の葉形。アカントス。→コリント式

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

アカンサス

地中海地域,熱帯アフリカ,熱帯アジア原産,50〜150cmに生育するキツネノマゴ科の多年草で,20種ほどがある。トゲハアザミは,南ヨーロッパ西南アジア原産で葉が長さ50cm内外の心臓状で羽状に深く裂け,裂片にはあらい鋸歯(きょし)がある。
→関連項目アラ・パキス文様

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

アカンサス【bear’s breech】

南ヨーロッパ,南西アジア,北アフリカ原産のキツネノマゴ科の耐寒性多年草で約20種がある。葉がアザミに似るため和名をハアザミというが,アザミの仲間ではない。属名のAcanthusはギリシア語のakantha(とげの意)に由来し,葉縁にとげがあることによる。本属の代表種ハアザミA.mollis L.は,長さ50cm以上で羽状深裂し,歯牙があって光沢のある大きい濃緑色葉を根生し,初夏のころ高さ1mをこす花茎を抽出し,白地に紫色脈のある大きい唇形花を長穂状に咲かせる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

アカンサス【Acanthus】

キツネノマゴ科ハアザミ属の大形多年草の総称。南ヨーロッパ原産。葉は羽状に切れ込んでとげがある。夏、白または紫色の唇形花を穂状につける。
アカンサスの葉形を図案化した文様。コリント式の柱頭やローマ建築の壁面装飾、銀器の装飾などに用いられる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アカンサス
あかんさす
[学]Acanthus

キツネノマゴ科ハアザミ属の総称。多年草あるいは小低木で、ヨーロッパ南部に約20種分布する。代表的な種類にハアザミA. mollis L.があり、庭園用として植栽される。葉はアザミに似て長さ約60センチメートル、幅30センチメートルのつやのあるみごとな根出葉で、8~9月ごろその中心より約1メートルの花穂を伸ばし、紫を帯びた白色の唇形花を穂状につける。ごくじょうぶな多年草であるが、耐寒性がやや劣り、東京地方では戸外でも越冬するが、寒い年は霜よけか土寄せをしないと凍死する。繁殖は4~5月ごろに株分けする。
 本種の葉は造形的で美しく、ヨーロッパでは古代ギリシアおよびローマのコリント式やコンポジット式建築の柱冠の装飾に、アカンサス葉飾りとして図案化されている。[神田敬二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のアカンサスの言及

【文様】より

…しかしこの場合,〈萼〉〈花弁〉といっても,これはあくまで文様の構成を解説する形式語であることに注意しなければならない。同様にパルメット形になった扇形モティーフの場合,花弁は葉形とみられるようにもなるし,ついにはそれはアカンサス葉に変容するが,これらの各単位はすべて現実の植物から離れた抽象的モティーフである。つぎに文様の構成は,まず周囲の空間から孤立した単独モティーフの文様があり,つぎに各モティーフを帯状もしくは平面状に連続して配列する。…

※「アカンサス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アカンサスの関連キーワード南ヨーロッパアジアアフリカ会議旧世界旧大陸金魚草白子鳩匂菫大薊北界ヨーロッパポイント

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone

アカンサスの関連情報