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アサヒガニ(旭蟹) アサヒガニred frog crab

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世界大百科事典 第2版の解説

アサヒガニ【アサヒガニ(旭蟹) red frog crab】

甲長20cmに達する甲殻綱アサヒガニ科のカニで,美しい橙赤色をしている(イラスト)。名もこれによる。甲は縦長で,後方が狭く,背腹に扁平。甲面は左右に弱く湾曲し,縦長の平たい顆粒(かりゆう)で密に覆われているためにうろこ状になっている。はさみ脚は大きく,平らで,可動指は鎌形。各歩脚の指節は少しずつ形が異なり,いずれも平らであるが,これらは泳ぐためのものではなく,後退しながら砂に潜るのに使われる。眼柄は3節からなり,他のカニ類と違って縦に出し入れするが,これも砂に潜って生活するための適応である。

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世界大百科事典内のアサヒガニ(旭蟹)の言及

【カニ(蟹)】より

…しかし,一般には受け入れられやすく,遊泳類,歩行類という分け方では,いわゆるエビ類が二つに分けられてしまうため感覚的に抵抗感がある。比較形態学的な考え方に立てば,例えば下等なカニ類とされるアサヒガニカイカムリ類では雌の生殖孔がヤドカリ類やエビ類と同様に第2歩脚の底節に開口し,胸甲に開口する真のカニ類とは明らかに異なる。言い換えれば,“カニ類”という一つの群は一般的な外形からはまとまりがあるが,系統学的には受け入れがたい面がある。…

※「アサヒガニ(旭蟹)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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