アディロンダック山地(読み)アディロンダックサンチ(その他表記)Adirondack Mountains

デジタル大辞泉 「アディロンダック山地」の意味・読み・例文・類語

アディロンダック‐さんち【アディロンダック山地】

Adirondack Mountains》米国ニューヨーク州北東部の山地最高峰はマーシー山(標高1630メートル)。北のセントローレンス川と南のモホーク川に挟まれる。大部分州立のアディロンダック公園が占め、自然豊かな保養地として知られる。1932年と1980年の冬季オリンピックの開催地レークプラシッドがある。アディロンダック山脈。

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最新 地学事典 「アディロンダック山地」の解説

アディロンダックさんち
アディロンダック山地

Adirondack mountains

カナダ楯状地の南東限ニューヨーク州の北東部を占める山地で,カナダ楯状地では最も研究が進んでいる。山地の主体は3,500km2の露出面積をもつ深成岩体(Highlands igneous complex)からなるが,セントローレンス川に面する北東部にはGrenville統の砂質~塩基性片麻岩が多い。深成岩のうち60%はGren-ville統の褶曲運動継続中に活動した新期の微斜長石花崗岩と角閃石花崗岩,およびその分化岩であるアラスカイト。古期深成岩は古いものから斜長岩,かんらん石斑れい岩,閃緑岩,輝石石英閃長岩,およびその分化岩である花崗岩で,閃長岩は直方輝石をもつもの(Tupper-Saranac複合岩体)ともたないもの(Diana-Stark複合岩体)に分けられ,前者はアディロンダックでチャーノッカイトと呼ばれているもの。古期斑れい岩には花崗岩の影響でスカポライト化作用がみられる。Grenville統の変成作用はカナダ楯状地では変成度の高いもので,角閃岩相の高温部から深成岩体の近くでグラニュライト相の低温部に達する。珪線石・パイラルスパイトの産出多く,しばしば紅柱石・菫青石・十字石,まれにらん晶石もあり,角閃岩にはざくろ石がまれ。このような特徴から広域変成作用は低圧中間型。グラニュライト相ではSi, Kの減少とFeの還元が起こり,いわゆる塩基性化がみられる。参考文献A.F.Buddington(1939, 48) Mem. Geol. Soc. Am.,Vol.7,Vol.28

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改訂新版 世界大百科事典 「アディロンダック山地」の意味・わかりやすい解説

アディロンダック山地 (アディロンダックさんち)
Adirondack Mountains

アメリカ合衆国ニューヨーク州北東部の山地。北のセント・ローレンス河谷,南のモホーク河谷に挟まれている。地質学的にはローレンシア楯状地の延長部分にあたる。おもに変成岩からなるが,洪積世の氷河作用により,山地は浸食されて起伏が著しくなった。ハドソン川,オーサブル川,ブラック川の源流がこの山地にある。この山地は年間を通してのリゾート地域であり,その中心が1980年の冬季オリンピック大会を開催したレーク・プラシッドである。
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