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アリノトウグサ Haloragis micrantha R.Br.

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世界大百科事典 第2版の解説

アリノトウグサ【Haloragis micrantha R.Br.】

繊弱なアリノトウグサ科多年草で,陽性の草地に生育する(イラスト)。高さ10~30cm,茎は四稜があり赤褐色を帯び,基部は匍匐(ほふく)分枝する。葉は小さく,対生し,茎の上部では互生するようになり,卵形から円形,長さ6~10mm,無毛。円錐花序を頂生し,多数の小さく,帯紫褐色の赤い両性花を各分枝に穂状につける。花は4枚の萼片と花弁を有し,萼片は開花後も宿存する。めしべの柱頭は4裂し,淡紅色の毛を密生する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アリノトウグサ
ありのとうぐさ / 蟻塔草
[学]Haloragis micrantha (Thunb.) R. Br.

アリノトウグサ科の多年草。日当りがよくやや湿った山野の草地に生える。全草無毛で、茎は高さ10~30センチメートル、四角く、基部はよく分枝して地をはい、上部は直立する。葉は対生でほとんど無柄、長さ6~15ミリメートル、幅5~10ミリメートル。縁には数個の鋸歯(きょし)があり、茎の上部では互生する。7~9月、円錐(えんすい)花序をなし、花は小形で下向きに一列につく。萼(がく)はほぼ球形で長さ約1ミリメートル、先端に歯牙(しが)がある。花弁は長楕円(ちょうだえん)形、黄褐色で4枚、萼片の2~2.5倍の長さがあり先端は反り返る。雄しべは8本、葯(やく)は暗紫色。柱頭に淡紅色の毛を密生する。日本全土、東南アジア、オーストラリアに分布。名は、植物体をアリ塚に、花をアリに見立てたものといわれる。[小林純子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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