ペルーの小説家。父親がインディオの権利を擁護する弁護士であったため、長い間アンデスのインディオたちのなかで暮らし、彼らのことばであるケチュア語、同時に、その音楽や習慣を体得。インディオ文化は西欧文化にも比肩するとの信条から、ケチュア語とスペイン語との融合を試みるような小説を発表する。なかでも、カトリックの寄宿学校に入学した少年の目を通して、校内に住む者たちの愚かさと校外の自然の美しさを対称的に描いた自伝的色彩の濃い『深い河』(1958)、押し寄せる工業化の波、インディオの都市への流出など現代ペルーの抱える社会問題を描いた『すべての血』(1964)は傑作である。
[安藤哲行]
『上谷博訳『報復者』(『世界短編名作選 ラテンアメリカ編』所収・1978・新日本出版社)』▽『杉山晃訳『深い川』(1993・現代企画室)』▽『杉山晃訳『ヤワル・フィエスタ』(1998・現代企画室)』
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