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イワヒゲ

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海藻海草標本図鑑の解説

イワヒゲ

からだは細い円柱状。分枝は見られない。和名のとおり岩から生えたひげのように一ヵ所からモサッと束のように叢生しており,帯状に群生する。多年生なので 1年中観察される。干潮時にはカラカラに乾いて枯れたように見えるが,海水に浸ると元に戻る。切片を見ると皮層には小さな細胞が多数並び,髄層は大きく2 層になっており,外髄層は壁の厚い無色の細胞が並び,内髄層には大きな無色の細胞が見られる手触りは硬い。生体は濃褐色〜褐色。押し葉標本は台紙につか ない。

出典|千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場「海藻海草標本図鑑」
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百科事典マイペディアの解説

イワヒゲ

ツツジ科の常緑小低木。本州中部以北,北海道の高山帯の岩地にはえ,千島,樺太にも分布。茎は木質でよく分枝してはう。葉は小鱗片状になり密生してひも状となる。7〜8月,葉の間から長さ2〜3cmの花柄を出し,白色で鐘形の花をつける。
→関連項目高山植物

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世界大百科事典 第2版の解説

イワヒゲ【Myelophycus simplex (Harv.) Papenfuss】

潮間帯の岩上にひげをたてたような形状で群生する褐藻イワヒゲ科の1種(イラスト)。太さ1mmくらいの先のとがった体が多数,束になって生育し,全形はマツの葉を思わせる。高さ5~15cmになり,分枝はしない。多年生の海藻で,春から初夏に遊泳性の生殖細胞を放出すると体は細く短くなり,その状態で越夏し,秋に再び生長を開始する。潮間帯中部に生育するので,干潮時には体は空中に露出してひからびたように乾く。しかし満潮で海水中に浸ると弾力性のある体に戻る。

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