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インディヘニスモ インディヘニスモ Indigenismo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インディヘニスモ
インディヘニスモ
Indigenismo

ラテンアメリカ諸国,特に先住民 (インディヘナ) 人口の多いメキシコペルーを中心に起った思想とそれに基づく運動。その内容は,先住民が収奪された土地の回復や共同体の再興といった政治・経済的なものから,先住民の言語・文化や慣行・伝統の再評価といった社会的なものまで多岐にわたる。

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デジタル大辞泉の解説

インディヘニスモ(〈スペイン〉Indigenismo)

中南米における先住民(インディオ)の独自文化を再評価し、その社会的地位を向上させようとする運動。

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監修:松村明
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百科事典マイペディアの解説

インディヘニスモ

ラテン・アメリカの原住民の擁護と復権の運動。主にメキシコ,ペルー,ボリビアなどで展開されてきた。命名者であるペルーの思想家J.C.マリアテギは,運動の主目的は土地の奪回であり,原住民共同体の再建であると主張。
→関連項目アルゲダスインディオ

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世界大百科事典 第2版の解説

インディヘニスモ【Indigenismo】

ラテン・アメリカの原住民の擁護と復権の運動。これをインディヘニスモと命名し,その性格を規定したのはペルーの思想家J.C.マリアテギであった。彼は〈原住民の問題とは社会問題であり,かつ優れて土地問題である〉といい,その運動の主目的は土地の奪回であり,原住民共同体の積極的な再建である,と主張した。しかしながら,今日では,この運動は原住民社会の歴史発展の諸段階や居住空間などの制約,諸国家の階級的性格などに規定されて,それぞれに照応する運動が展開されている。

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世界大百科事典内のインディヘニスモの言及

【イカサ】より

…キトに生まれ,医学への志を半ばにして文学に転向,大土地所有者や都市の特権階級の搾取と横暴に苦しむ原住民の救済と保護を訴え,大地主,僧侶,政治ボスなどを告発・糾弾した。1934年に発表された《ワシプンゴ》はこうしたインディヘニスモ文学の礎石となるものである。ほかに《街路にて》(1935),《チョロ》(1938),《ワイラパムシュカス》(1948),《チョロの女,ロメロとフローレス》(1958)などの作品がある。…

【ゴンサレス・プラダ】より

…特に太平洋戦争(1879‐83)中は,リマからチリ占領軍が撤退するまでは自宅を一歩も出なかったほどの愛国者として有名で,敗北の原因を軍人,大地主,商人といった寡頭的支配体制の責任として鋭く糾弾した。また多数を占めるインディオ住民こそが国の基盤を形成すべきであるとして,その復権を国の制度的民主化とともに唱え,ペルーのインディヘニスモ運動の先駆的存在となった。彼の時代には孤立していたが,その知的遺産は,後に改革を担うべく登場するアヤ・デ・ラ・トーレやマリアテギに強い影響力となって引き継がれた。…

【メキシコ】より

…このようなメキシコ文化の創造の一つとして,バスコンセロスなどの哲学者による〈メキシコ的なもの〉の探求もあげられる。またインディオ的なものがメキシコのルーツの一つであるとみなされ,先住民が築いた古代文明に対する関心が高まったり,貧しい生活を強いられているインディオの向上を図る〈インディヘニスモ〉が活発化したりした。しかしながら,このインディヘニスモは,インディオを国民文化に統合することを目標としたものであった。…

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