ウロポルフィリン(英語表記)uroporphyrin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウロポルフィリン
uroporphyrin

ヘム (血色素の構成物質) の前駆物質であるポルフィリンの一種。骨髄,幼若赤血球および肝臓で行われるヘム合成の中間代謝産物で,ヘモグロビンや各種のヘム蛋白合成の素材となる。ウロポルフィリンは正常人の場合でも一定量は尿中に排泄されるが,ヘム合成に異常があるとその量が増える。鉛中毒や各種の貧血などのときには赤血球や血漿,尿中の濃度が増え,また先天性ポルフィリン症の場合には赤血球や糞便中に増えるので,ウロポルフィリンの測定はこれらの疾患の診断に利用される。

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