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エトナ山 エトナさんMonte Etna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エトナ山
エトナさん
Monte Etna

イタリア南西部,シチリア島の北東部にあるヨーロッパ最高の活火山(約 3320m。噴火によって変化する)。シチリアではモンジベロ Mongibelloと呼ばれる。主火口をもつ中央火口丘と 200をこえる側火口をもつ外輪山がある。火山は約 1600km2を占め,その裾野の周囲は 150kmに達する。植生は上下に三つに分かれ,標高約 915mまでの傾斜地は柑橘類,オリーブ,ぶどう園,果樹園など肥沃な農業地帯となっている。森林帯は約 1980mまでで,クリ,マツ,ブナなどがある。溶岩火山灰の乾燥地域は 1年のうち 9ヵ月間雪で覆われている。前475年から今日まで約 260回の噴火が数えられ,多くの被害を周辺に及ぼしている。1669年の噴火は記録されているもののなかでは最大で,東海岸のカタニアの市街を破壊し,溶岩流は海に達した。近年では 1991年12月~1992年5月と 2001年7~8月,2002年10月に大規模な噴火を起こした。標高 2943mに火山観測所がある。2013年世界遺産の自然遺産に登録された。

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デジタル大辞泉の解説

エトナ‐さん【エトナ山】

Etna》イタリア、シチリア島北東部にあるヨーロッパ最大の活火山。標高約3330メートル。山麓は果樹園地帯。紀元前から噴火の記録が多く、1669年の大噴火では溶岩流がカターニア市街まで達した。

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世界遺産詳解の解説

エトナさん【エトナ山】

2013年に登録された世界遺産(自然遺産)。シチリア島東部にある標高3335mのエトナ山は、地中海の島の中では最高峰であり、アルプス山脈を除けばイタリアでも最高峰だ。この山を中心とした192km2の山岳部が世界遺産の構成資産となっている。50万年前に活動を開始したといわれるエトナ山は、少なくとも2700年前には現在のような活発な活動をしていることが記録されている。5万7000年前と1万5000年前に大噴火を起こして現在見られる美しい円錐状の火山となった。世界一活動が活発な火山の一つで、現在もしばしば溶岩を噴出しており、火山学・地球物理学などの地球科学の研究上、貴重な存在である。この独特な火山活動は、植生を妨げることもなく、固有の動植物を含む貴重な生態系が育まれており、生態学や生物学の研究上も貴重な存在である。山頂の噴火口、噴石丘、溶岩流、あるいはボーべェ渓谷など火山の活動とそれによる多様な地形を観察できるために、学者の研究の場として、さらに学習の場としても貴重である。◇英名はMount Etna

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世界の観光地名がわかる事典の解説

エトナさん【エトナ山】

イタリア南部シチリア島の東部にある、同島最高峰の活火山(標高3323m)。火山としては世界最大級で、ヨーロッパの最高峰である。現在も、しばしば噴火を繰り返し、2007年5月9日に大噴火を起こしたばかりである。◇遺跡の町、リゾートとして知られるタオルミーナ(Taormina)がエトナ山の絶景ポイントとして知られる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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