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オゾン層保護法 オゾンそうほごほう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オゾン層保護法
オゾンそうほごほう

昭和63年法律53号。正称「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」。国際的に協力してオゾン層の保護をはかる法律。1970年代,世界中で工業用としてフロン(→フルオロカーボン)などの物質が大量に使用され,地球をとりまくオゾン層の破壊が進んでいることが問題となった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

オゾンそうほごほう【オゾン層保護法】

オゾン層を保護するために、有害となる物質を規制した法律。モントリオール議定書に対応する国内法。1988年(昭和63)制定。 → モントリオール議定書

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オゾン層保護法
おぞんそうほごほう

オゾン層の保護に関するウィーン条約(1985年採択)およびその下のモントリオール議定書(1987年採択)に対応するための国内法。正式名称は「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」(昭和63年法律第53号)である。なお、オゾン層保護法は、モントリオール議定書に定められている義務に対応することにとどまらず、オゾン層保護のための対策を積極的に推進することも目ざしており、後述のように、特定物質の使用者に対して排出抑制努力を義務づけている。
 オゾン層保護法は、モントリオール議定書の付属書A、B、CおよびEに掲載されているオゾン層の破壊にかかわる特定物質ごとに定められた段階的削減期限に基づいて、特定物質の生産量および消費量に基準限度を定めている。対象とされている特定物質は、クロロフルオロカーボン(CFC)、ハロン、四塩化炭素、1,1,1‐トリクロロエタン(メチルクロロホルム)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)、ハイドロブロモフルオロカーボン(HBFC)、ブロモクロロメタンおよび臭化メチル(ブロモメタン)である。2012年時点では、付属書CのグループIに属するHCFC(全廃期限は2030年)以外は、生産および消費ともに全廃が義務づけられている。HCFCについては、「今後のオゾン層保護対策のあり方について(中間報告)」(化学品審議会オゾン層保護対策部会、1996年3月14日)において用途ごとに定められた目標に基づいて削減が行われている。
 上記の基準限度の遵守を確保するため、具体的には、特定物質の製造者には経済産業大臣の許可を、その輸入者には「外国為替及び外国貿易法」の下の輸入承認を、また、その輸出者には、経済産業大臣への輸出数量などの年次届出を、それぞれ義務づけている。他方、特定物質の使用者には、定められた指針に基づいて特定物質の排出抑制と合理的使用に努めることが求められている。
 なお、特定物質の使用者に対する排出抑制については、上記のCFCおよびHCFCに加えて、京都議定書の対象とされているハイドロフルオロカーボン(HFC)を含む3種類のフロン類を対象として、フロン回収・破壊法においても定められている。[磯崎博司]

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