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オックスフォード運動 オックスフォードうんどう Oxford Movement

翻訳|Oxford Movement

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オックスフォード運動
オックスフォードうんどう
Oxford Movement

トラクト運動 Tractarianism,ピュージー運動 Puseyismともいう。 19世紀にオックスフォード大学を中心に起ったイギリス国教会内の刷新運動で,カトリック的要素の復活によって,国教会の権威と教権の国家からの独立回復を目指すアングロ・カトリシズムの運動。

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デジタル大辞泉の解説

オックスフォード‐うんどう【オックスフォード運動】

1833年以来英国国教会内部において、初代カトリック教会の教理や規律を復活導入し、教会の主体性確立を目的としておこされた、信仰復興と教会改革の運動。オックスフォード大学を中心に展開された。

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百科事典マイペディアの解説

オックスフォード運動【オックスフォードうんどう】

19世紀前半,英国のオックスフォード大学を中心としてアングリカン・チャーチ内で行われた信仰復興と教会改革運動。英語でOxford Movement。国教会の弛緩(しかん),メソディスト派の成長,ローマ教会への改宗者の続出などによる国教会の危機に際し,J.H.ニューマン〔1801-1890〕,J.キーブル〔1792-1866〕,E.B.ピュージー〔1800-1882〕らを指導者とし国教会の独自性を再確立することを目ざした。
→関連項目ニューマン

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世界大百科事典 第2版の解説

オックスフォードうんどう【オックスフォード運動 The Oxford Movement】

19世紀前半,オックスフォード大学関係の英国国教会聖職神学者たちによって行われた国教会再建運動。当時の国教会は規律の弛緩,神学上のリベラリズムの影響,カトリック教会の勢力強化などにより危機的状態にあったが,キーブルJohn Keble(1792‐1866)のオックスフォードにおける〈国民的背教〉と題する説教(1833年7月14日)をきっかけとして英国国教会を17世紀の国教会神学者たちのかかげる高教会の理想に従って改革再建する運動がおこった。

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大辞林 第三版の解説

オックスフォードうんどう【オックスフォード運動】

1833~40年頃にかけて、イギリス国教会内に起こった復古運動。指導者はオックスフォード大学の神学者ニューマンらで、当時の自由主義の風潮に反対して、教会の歴史的権威を主張し、典礼を重んじた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オックスフォード運動
おっくすふぉーどうんどう
Oxford movement

イギリス国教会における信仰復興運動。19世紀初頭、無能な国教会首脳部にかわって、一連の改革を押し付けようとした政府に反発したオックスフォード大学教授キーブルによる「国家的背教」と題する説教(1833)によって始められた。キーブルとその同調者らが『時局小冊子(トラクト)Tracts for the Timesを刊行し、教会理解の深化による体質改善を訴えたため、「トラクト」運動ともよばれた。イギリス国教会が使徒継承による真のカトリック教会の枝であり、俗権の干渉を受けない霊的存在であるとするその主張は、政府、新聞だけでなく、教会の権威や聖奠(せいてん)を軽視しがちな国教会内の低教会派や、キングズリーのような自由主義的傾向をもつ広(こう)教会派の人々から厳しく批判された。しかし、無気力な当時の国教会に活気を与え、礼拝に荘厳さを取り戻し、聖職者の教育および道徳の水準を高め、労働者や貧民に慰めの手を伸べ、海外伝道を積極的に推進するなど、この運動が国教会の自己革新と信仰復興のために果たした役割は大きい。[八代 崇]

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世界大百科事典内のオックスフォード運動の言及

【高教会】より

…17世紀に入るとアンドルーズLancelot Andrewes,ロードWilliam Laudらがピューリタンに対して教会のカトリック性を強調し,ロードがピューリタン革命で処刑されたこともあって,王政復古時には高教会派が主導権を得た。名誉革命後,ウィリアム3世への臣従を拒否したものが高教会派に多かったため,教会と国家の首脳部が低教会派を優遇する時代が続いたが,キーブルJohn Keble,ピュージーEdward Bouverie Pusey,J.H.ニューマンらのオックスフォード運動によって,高教会派はふたたび活気づけられ,以後アングリカン・チャーチ内の一大勢力として今日に至っている。高教会派のなかでよりカトリック的な立場はアングロ・カトリック主義と呼ばれ,16世紀の宗教改革者らの貢献を否定し,礼拝・信仰生活面でカトリック的慣行を大幅に復活させたため,低教会派の厳しい批判を受けた。…

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