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キササゲ キササゲ Catalpa ovata

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キササゲ
キササゲ
Catalpa ovata

ノウゼンカズラ科の落葉高木。中国原産で古くから日本に渡来し,庭などに植えられている。高さ 10m内外,葉は対生し広卵形または円形で,しばしば浅く3裂し,キリの葉に似ている。夏,枝先に大きな総状花序を出し,白色または淡黄色のキリに似た花をつける。

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百科事典マイペディアの解説

キササゲ

中国原産のノウゼンカズラ科の落葉高木。葉は長い柄があって対生し,広卵形で先はとがる。夏,枝先に淡黄色の花を多数,円錐状につける。花冠は漏斗(ろうと)状で先が5裂し,長さ2〜3cm。
→関連項目アズサ(梓)

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世界大百科事典 第2版の解説

キササゲ【Chinese catalpa】

中国原産で薬用や観賞用に栽培されるノウゼンカズラ科の落葉高木(イラスト)。高さ6~9m,直径60cmくらいとなる。葉は対生し,広卵形またはやや円形,長さ10~25cm,先端は急に短くとがり,基部は心形,裏面にははじめ短毛がある。7月ころ頂生の円錐花序に多数の花をつけ,長さ10~25cm。花は鐘形で淡黄色,暗紫色の斑点があり,長さ約2cm。蒴果(さくか)は線形で長さ20~30cm,直径4~7mm,幼時は長柔毛を有する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キササゲ
きささげ / 木豆・梓
[学]Catalpa ovata G. Don

ノウゼンカズラ科の落葉高木。高さ6~9メートル。葉は広卵形または円形で先はとがり、対生するが輪生することもある。長い柄があり、浅く3~5裂し、基部は円形または心臓形で質は厚く、軟毛がある。6~7月に枝の先に多数の大形の花を円錐(えんすい)花序につける。花冠は漏斗(ろうと)状で先は5裂して唇形となり、淡黄色で暗紫色の斑点(はんてん)がある。雄しべは5本で、うち3本は短く葯(やく)がない仮雄蕊(かゆうずい)である。10月ころ細長い(さくか)を下垂させ、長さ約30センチメートル、径3~4ミリメートル、中に多数の扁平(へんぺい)な種子がある。種子は両端に長さ1センチメートルの白毛を密生し、全長3センチメートル、幅3ミリメートルとなる。中国中部原産で、日本各地に栽培され、野生化もしている。中国では幹と根の皮部を梓白皮(しはくひ)と称して清熱、解毒薬として使用し、日本では未熟な果実をとり、乾燥したものを利尿薬として腎臓(じんぞう)炎、浮腫(ふしゅ)、脚気(かっけ)などに用いる。和名は、ササゲ(マメ科)のような果実をつける木という意味である。中国中部に分布するトウキササゲC. bungei C. A. Meyの中国名は楸で、同様に薬用にするが、材を版木に用いるのでよく知られている。北アメリカ東部原産のアメリカキササゲC. bignonioides Walf、ハナキササゲ(オオアメリカキササゲ)C. speciosa Warderは庭木や街路樹にしている。[長沢元夫]

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世界大百科事典内のキササゲの言及

【アズサ(梓)】より

…い,いる,ひく,はる,もと,すえ,つる,よる,かえる,や,音などにかかる枕詞として歌に詠まれた梓弓の梓にあたる植物には,古来キササゲ,アカメガシワ,オノオレ,リンボク(ヒイラギガシ)などの諸説があり一定しなかった。ところが白井光太郎がカバノキ科のヨグソミネバリ(ミズメ)説を唱え,正倉院の梓弓についての顕微鏡的調査の結果からも実証され,現在これが定説になっている。…

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