コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キマダラルリツバメ キマダラルリツバメ Spindasis takanonis

4件 の用語解説(キマダラルリツバメの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キマダラルリツバメ
キマダラルリツバメ
Spindasis takanonis

鱗翅目シジミチョウ科。日本産のシジミチョウのなかで,尾状突起を2対もつ唯一の種。前翅の開張幅 30~37mm。翅表は暗褐色で地味だが,裏面の模様が透けて見える。裏面は明るい黄白色地に太い黒色の筋が5本あり,後翅の後端は明るい黄橙色斑となっている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

キマダラルリツバメ

鱗翅(りんし)目シジミチョウ科の1種。開張35mm内外,暗褐色で,雄は紫色を帯びる。裏面は黄色の地に黒条がある。本州にだけ産するが,産地は局限され,鳥取市のものは天然記念物

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

キマダラルリツバメ【Spindasis takanonis】

後翅に2本の尾状突起をもつ鱗翅目シジミチョウ科の昆虫(イラスト)。アリと深い関係をもつ。開張2.3~3cm。翅の表面は暗褐色。雄の前翅の内半部は青紫色に輝く。裏面は淡黄色で多数の黒条がある。中国西部,朝鮮半島および日本に分布する。日本では本州のみに見られ,中国地方から近畿地方にかけてはかなりの産地が知られるが,中部地方以北ではきわめてまれである。低地帯のアカマツクロマツソメイヨシノなどの古木の多い社寺の境内や城跡などに生息している場合が多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キマダラルリツバメ
きまだらるりつばめ / 黄斑瑠璃燕蝶
[学]Spindasis takanonis

昆虫綱鱗翅(りんし)目シジミチョウ科に属するチョウ。日本では本州の特産種で、現在まで、岩手、福島、埼玉、神奈川、山梨、長野、岐阜、滋賀、京都、大阪、三重、兵庫、鳥取、岡山、島根、広島の諸府県に産地が発見されているが、その発生地は一般に狭い場所に限られる。そのうち、鳥取市の生息地は国の天然記念物に、神奈川県相模原(さがみはら)市緑(みどり)区の生息地のチョウは同県の天然記念物に指定されている。外国では朝鮮半島に産することが知られているだけである。はねの開張30~37ミリメートル程度。はねの表面は黒褐色、雄では強く紫色に光る部分がある。雌雄とも裏面の地色は黄色で、黒褐色の帯状紋と斑点(はんてん)が虎斑(とらふ)状に並び、きわめて特徴のある模様をつくる。年1回の発生で、暖地では6~7月、寒冷地では7~8月に出現する。生態的に特異なチョウで、幼虫は樹上に造巣するハリブトシリアゲアリの巣またはその近辺にすみ、アリから口移しに餌(えさ)を与えられて育つ。[白水 隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

キマダラルリツバメの関連キーワードウラナミシジミシジミタテハチョウセンアカシジミツバメシジミゴイシツバメシジミ黄斑瑠璃燕蝶小灰蝶燕小灰蝶シジミチョウ(蜆蝶∥小灰蝶)ムラサキツバメ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

キマダラルリツバメの関連情報