デジタル大辞泉
「キリマンジャロ国立公園」の意味・読み・例文・類語
キリマンジャロ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【キリマンジャロ国立公園】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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世界遺産詳解
「キリマンジャロ国立公園」の解説
キリマンジャロこくりつこうえん【キリマンジャロ国立公園】
1987年に登録された世界遺産(自然遺産)。タンザニア北東部、標高5895mでアフリカ最高峰のキリマンジャロの山域に位置する、面積約753km2の国立公園である。キリマンジャロの最高峰のキボ峰の山頂部には、熱帯にある山にもかかわらず20世紀後期まで巨大な氷河が存在していた。近年は、温暖化によるものか火山活動によるものか定かではないが、規模は減少しつつある。それでも、現在、年間を通じて氷河と雪を見ることができる。この山の山域には標高別に、氷河と雪、火山礫や砂に覆われた荒れ地、ヒースや草原地帯、そして熱帯雨林とさまざまな自然環境があり、アフリカゾウ、アフリカスイギュウ、シロサイ、ヒョウ、クロシロコロブス、トムソンガゼルのほか、クリイロタイガー、ヒゲワシ、ノドグロキバラテリムクドリなどの動物が生息している。◇英名はKilimanjaro National Park
出典 講談社世界遺産詳解について 情報
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「キリマンジャロ国立公園」の意味・わかりやすい解説
キリマンジャロ国立公園【キリマンジャロこくりつこうえん】
タンザニアの北部,ケニアとの国境近くにそびえるアフリカ大陸の最高峰,キリマンジャロ山(標高5892m)を中心とする国立公園。赤道直下に位置しながら万年雪と氷河を有する山頂から熱帯気候のふもとまで,高山植物から熱帯雨林までのさまざまな植生がみられ,それに伴って多種多様の野生動物や鳥類が生息している。1987年世界自然遺産に登録。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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キリマンジャロ国立公園
キリマンジャロこくりつこうえん
Kilimanjaro National Park
タンザニアの北東部,キリマンジャロ山を中心とする国立公園。 1973年設定。面積 755km2。山腹の密林地帯は変化に富んだ植生を示し,高湿度の南部ではクスノキ,ヤマモモなどの下草にシダ類が生育,乾燥した北部ではオリーブなどが繁茂する。ブルーモンキー,ヒョウ,ゾウ,クロサイなどがみられ,希少なアボットタイガーも生息する。 1987年世界遺産の自然遺産に登録。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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