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クレスピ Crespi, Daniele

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クレスピ
Crespi, Daniele

[生]1598頃/1600頃.ブストアルシチオ
[没]1630. ミラノ
イタリアの画家。 G.B.クレスピおよび G.プロカッチーニ (→プロカッチーニ家 ) の弟子。ミラノを中心にノバーラピアチェンツァパビアで制作。半身像の敬虔な宗教画を描く。代表作『聖カルロ・ボロメオ七旬節の食事』 (1628頃,ミラノ,サンタマリア・パッシオーネ聖堂) 。

クレスピ
Crespi, Giovanni Battista

[生]1575/1576. ノバーラ近郊チェラーノ
[没]1632.10.23? ミラノ
イタリアの画家,彫刻家。通称イル・チェラーノ Il Cerano。ベネチアとローマを旅行したのちミラノに定住。 1620年,アンブロジアーナ・アカデミー絵画部門の指導者となり,M.カラバッジオ以前のミラノ派の写実主義の発展に貢献。代表作『聖カルロ・ボロメオ伝』 (1602~10,ミラノ大聖堂) 。

クレスピ
Crespi, Giuseppe Maria

[生]1665.3.16. ボローニャ
[没]1747.7.16. ボローニャ
イタリアの後期バロックの風俗画家。通称ロ・スパニョーロ Lo Spagnolo。主としてボローニャで制作。 D.カヌーティの弟子であったが,むしろカラッチ派やコレッジオの影響を強く受け,明暗効果の著しい風俗画を描いて G.ピアツェッタや P.ロンギに影響を与えた。代表作は連作『七秘跡』 (1712~15頃,ドレスデン国立絵画館) ,『のみ』 (ウフィツィ美術館) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

クレスピ【Giuseppe Maria Crespi】

1665‐1747
イタリアの画家。ボローニャ生れ。カラッチ以来のボローニャ派絵画の伝統に学ぶが,18世紀に入ってアカデミズムを脱し,庶民生活を描いた風俗画に新境地を開いたばかりでなく,神話画・宗教画においても素朴で親密な独自の表現を達成した。18世紀に一般的な明るい色調ではなく褐色系の抑えた色調を好み,揺れ動く光の効果によりものの表面に生気を与え,強い明暗対比によって画面に劇的なアクセントを加えている。代表作は《七つの秘跡》連作など。

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