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グラティアヌス教令集 グラティアヌスきょうれいしゅう Decretum Gratiani[ラテン]

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世界大百科事典 第2版の解説

グラティアヌスきょうれいしゅう【グラティアヌス教令集 Decretum Gratiani[ラテン]】

1140年ころボローニャのカマルドリ会修道士ヨハネスグラティアヌスJohannes Gratianus(?‐1160ころ)が編纂した教会法の法令集。グラティアヌス教令集は通称で,正式名称を矛盾教会法令調和集Concordia discordantium canonumという。全体は3部に分けられ,聖書,公会議決議,教皇令,教父文書,ローマ法などから採録された約4000の法文がテーマ別,年代順に配置されている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グラティアヌス教令集
ぐらてぃあぬすきょうれいしゅう
Decretum Gratianiラテン語

ローマ・カトリック教会教会法典成立史上もっとも画期的な法令集。その著者は、教会法学の祖、カマルドール会士で、ボローニャの聖フェリックス修道院で教会法を教えたグラティアヌス(?―1158)で、1140年ごろ、それ以前の教会会議の決議や教皇の教令などの雑然としていた教会法の資料を、広く集めて整理し、説明を加え、また相互の調和を図り、3篇(ぺん)にまとめた。そして『教会法矛盾条令義解類集』Concordantia Discordantium Canonumとよんだ。本書は内容的に傑出していたので、教会法の教科書として広く使用され、中世を通じてもっとも権威ある教令集とみなされた。教会法の集大成である『教会法典』(旧)Corpus Iuris Canoniciが公にされる(1582)と、その第1部として集録された。[小笠原政敏]

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世界大百科事典内のグラティアヌス教令集の言及

【カノン法大全】より

…12世紀中葉から15世紀中葉ごろまでに編纂された6編の法典・法令集からなっている。(1)グラティアヌス教令集(1140ころ),(2)グレゴリウス9世教皇令集Decretales Gregorii PP IX(通称リベル・エクストラLiber extra,法典。1234),(3)第六書Liber sextus(法典。…

※「グラティアヌス教令集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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