コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コマクサ

2件 の用語解説(コマクサの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

コマクサ

北海道,本州北中部の高山帯の砂礫(されき)地にはえ,千島,カムチャツカにも分布するケシ科の多年草。葉は根生して3出状に細かく裂け,粉緑色を帯びる。夏,葉間から高さ10cm内外の先がたれた花茎を出し,上端に淡紅紫色を帯びた長さ約2cmの花を数個下垂する。
→関連項目高山植物

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コマクサ
こまくさ / 駒草
[学]Dicentra peregrina (Rudolph) Makino

ケシ科の高山植物。高さ5~15センチメートル。全草は粉白色を帯びた緑色。葉は無毛で細かく切れ込む。7~8月、5~10センチメートルの花茎を出し、数個の桃色の花をつける。萼片(がくへん)は2枚、花弁は4枚。外側の2枚の下部は袋状、内側の2枚は上端でくっつく。雄しべは6本、雌しべは1本。(さくか)は長楕円(ちょうだえん)形、中に黒い小さな種子がある。花の形が馬の頭に似ているところから駒草の名がある。アルカロイドを含み、木曽(きそ)地方では古くから薬草として利用されてきた。北海道、本州中北部の高山に生育し、樺太(からふと)(サハリン)、千島、カムチャツカ、シベリア東部にまで分布する。コマクサ属には約20種があり、東アジア、北アメリカに分布し、東アフリカにも1種分布する。[寺林 進]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

コマクサの関連キーワード鳥海火山帯亜高山帯御蓼黒鵐高山帯砂礫山地帯小一薬草小一葉蘭

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コマクサの関連情報