精選版 日本国語大辞典「ゴシック」の解説
ゴシック
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
(上間常正 朝日新聞記者 / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派のうち東ゲルマン語に属し,現在は死語となっている。ゴート語の話し手であるゴート人は,1世紀の初めころまでに,南スウェーデンからバルト海をはさむ対岸のビスワ河口地帯に移住し,さらに東ゴート,西ゴートに分かれて南下し,2世紀の中ごろには黒海沿岸に到達したが,ゴート人のこのような早い時期におけるギリシア文化圏との接触により,4世紀の中ごろには西ゴートの司教ウルフィラによって聖書がギリシア語からゴート語に翻訳された。…
… カール大帝治下のカロリング朝では,古代復興政策の下に規則的で均衡のとれた明快なカロリング小文字Carolingian minusculeが使用され(《ゴデスカルク福音書》8世紀末,等),800年ころまでに帝国の諸工房に急速に普及した。しかし,12世紀末には書法は正硬な様式化へ向かい,いわゆる黒字体black letter(ドイツ字体)あるいはゴシック体Gothicが生まれた。細長い垂直線の勝ったコントラストの強いこれらの書体は,明快清朗なカロリング朝期の書体とは対照的に装飾的で,典礼書,ことに聖歌集においてその様式化は頂点に達した。…
…ここでは,4世紀初めのローマ皇帝によるキリスト教公認から,キリスト教の権威の揺らぎはじめた14世紀までの,西欧の音楽を扱う。なお,西洋音楽史では,おおよそ850‐1150年をロマネスク時代,1150‐1450年をゴシック時代と呼ぶことがある。また,今日いろいろ議論されてはいるが,13世紀をアルス・アンティカ(古技法)の時代,14世紀をアルス・ノバ(新技法)の時代と呼ぶ慣習もかなり普及している。…
※「ゴシック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報