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サクラダイ

3件 の用語解説(サクラダイの意味・用語解説を検索)

栄養・生化学辞典の解説

サクラダイ

 [Sacura margaritacea].スズキ目ハタ科の海産魚.15cmになる.食用魚.

出典|朝倉書店
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百科事典マイペディアの解説

サクラダイ

ハタ科の魚。体長雄14cm,雌12cm。背びれの第3棘(きょく)は雄では糸状にのびる。雌雄により体色が異なり,雄は鮮紅色,体側に白色の斑紋と細い縦帯がある。雌は赤黄色,背びれに黒褐色の斑紋が1個。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サクラダイ
さくらだい / 桜鯛
cherry bass
[学]Sacura margaritacea

硬骨魚綱スズキ目ハタ科に属する海水魚。相模(さがみ)湾から宮崎県の沿岸まで分布し、水深20~50メートルの岩礁地帯に群れをなしてすむ。雌は全長17センチメートル、雄は20センチメートルに達し、体は卵形で著しく側扁(そくへん)する。背びれ第3軟条は糸状に長く伸びる。雌雄によって形態や色彩が異なり、雄は背びれ第3棘(きょく)がとくに長く、体色は鮮紅色で、真珠のように光る白色斑紋(はんもん)が散在する。雌の背びれ第3棘はあまり長く伸びない。体色は赤黄色で背びれ棘部の後方に1個の黒褐色の斑紋がある。従来、この雌はオウゴンサクラダイとよばれて別種とされたことがある。小さな雌が性転換して大きい雄になることが確かめられた。海底近くで群れをなしてすんでいるが、雌は行動範囲が広く、中層付近まで群れが広がっている。海流によって運ばれた動物性プランクトンを食べる。9月ごろが産卵盛期で、この時期には比較的浅所に移り、産卵が行われる。卵径は0.8ミリメートルぐらいの浮性卵である。孵化(ふか)した仔魚(しぎょ)はしばらく浮遊生活を送り、やや成長した稚魚は深みの岩陰にすみつき、翌年の夏には成熟して産卵に加わる。産卵を終えた大形の雌は岩陰に集まり、12月から翌年4月の間に雌から雄への性転換が行われる。この時期にしばしば雌と雄の中間と思われるような個体が採集される。釣りによって漁獲されるが、それほど美味ではない。[片山正夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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