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サンチアゴデコンポステラ Santiago de Compostela

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サンチアゴデコンポステラ
Santiago de Compostela

スペイン北西部のガリシア自治州,ラコルニャ県の都市。略称サンチアゴ。十二使徒の一人サンチアゴ (聖大ヤコブ) がスペインで宣教活動をした地で,エルサレムで殉教 (44) 後,その遺体が移送されたとされる。9世紀に遺骸が発見され,アストゥリアス王国のアルフォンソ2世により聖堂が創建,キリスト教徒のイスラムに対する国土回復運動が始まるとともに喧伝されて,エルサレム,ローマに次ぐ巡礼地として繁栄するようになった。州の中心都市の一つで,トウモロコシ,ブドウなどを集散し,銀細工,漆などの工芸や,醸造,鋳造,繊維,家具などの工業を行なう。サンチアゴを記念するロマネスク様式の大聖堂 (→サンチアゴ・デ・コンポステラ大聖堂 ) をはじめ,修道院,聖堂,大学など中世からの建物が多く残り,1985年世界遺産の文化遺産に登録。 1993年 (スペイン領) ,1998年 (フランス領) にはサンチアゴデコンポステラへの巡礼路も同じく文化遺産に追加された。人口8万 7472 (1991推計) 。

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