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ジッダ ジッダJiddah

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジッダ
Jiddah

サウジアラビア西部,ヒジャーズ地方中央部の紅海に面する港湾都市メッカ西方 70kmにあり,その外港である。オスマン帝国ヒジャーズ地方を支配し始めた 17世紀初めから,市場町,特にメッカ巡礼(→ハッジ)の基地として繁栄。今日も巡礼のための国際空港や港湾施設,宿泊所,医療施設,検疫所があり,2014年世界遺産の文化遺産に登録された。1916年,第1次世界大戦のときイギリス軍に占領され,1925年までヒジャーズ王国の一部であったが,イブン・サウードに占領され,のちサウジアラビアに統合された。1980年代半ばまではサウジアラビアの外交の中心地で,外務省,外国大使館が置かれた。市場や城壁は急速に姿を消し,近代都市化した。伝統的な絨毯,陶器,漁業,真珠採取とともに圧延工場,精油所,セメント工場,繊維工場もある。人口 280万1481(2004速報値)。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ジッダ(Jidda)

サウジアラビア中西部の都市。紅海に臨み港湾を有す。同国第2の都市。7世紀半ば、イスラム教第3代正統カリフウスマーンにより、イスラム教の聖地メッカ巡礼の海の玄関口として整備され、以降、ヒジャーズ地方の主要都市になった。人口、行政区280万(2004)。ジェッダ

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百科事典マイペディアの解説

ジッダ

ジェッダとも。サウジアラビア西部,紅海沿岸の港市。メッカの西方約65kmにあり,その外港。メッカ巡礼の上陸港として古くから知られ,商業,貿易の中心。市街は城壁で囲まれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジッダ
じっだ
Jiddah

アラビア半島西部、紅海に面するサウジアラビアの港湾都市。ジッダとはアラビア語で「祖母」の意で、人類の最初の女性といわれるイブの墓があることに由来する。ジェッダJeddahともいう。人口274万5000(2003推計)。東方70キロメートルにイスラム教の聖地メッカがあり、古くからメッカに通じる港として発展した。近年は国際空港が開港し空の玄関口ともなり、毎年の巡礼月には50万人を超える巡礼者が集まる。サウジアラビア随一の貿易港でもあり、同国の輸入品の60%がジッダ港を通じて輸入される。かつては外務省と各国の大使館が置かれていたが、1983年首都リヤドへ移転した。市街は住宅地区の新市街と商業地区の旧市街に分かれ、旧市街の中心はアブドゥル・アジズ王通りである。郊外には国王の壮大な離宮がある。[片倉もとこ]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のジッダの言及

【ジェッダ】より

…アラビア語で正しくはジュッダJudda。ジッダJiddaともよばれる。東方約80kmの聖地メッカへの巡礼者の出入口として栄えた。…

※「ジッダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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