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スウェーデンボリ スウェーデンボリSwedenborg, Emanuel

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スウェーデンボリ
スウェーデンボリ
Swedenborg, Emanuel

[生]1688.1.29. ストックホルム
[没]1772.3.29. ロンドン
スウェーデンの科学者,哲学者,神学者。初め自然科学を研究したが,55歳のとき,神の啓示を受けて科学的方法の限界を悟り,神霊者,神秘的神学者として活躍した。哲学的には,無限者を全被造物のうちなる不可分の力と生命とみなし,この無限者を神とした。

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デジタル大辞泉の解説

スウェーデンボリ(Emanuel Swedenborg)

[1688~1772]スウェーデンの神秘思想家。科学者であったが、霊的覚醒を受けて心霊研究に没頭し、新宗教を創設。著「天界と地獄」「神智と神愛」など。スウェーデンボルグ

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百科事典マイペディアの解説

スウェーデンボリ

スウェーデンの神秘思想家,自然科学者。初め工学,鉱山学の研究に専念したが,1745年以降,霊的世界との交流を通じて聖書の秘義を明らかにするという使命に目覚め,《天界と地獄》(1758年)ほかの著作で,啓蒙期のヨーロッパ思想界に衝撃を与えた。
→関連項目ラーファター

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世界大百科事典 第2版の解説

スウェーデンボリ【Emanuel Swedenborg】

1688‐1772
スウェーデンの自然科学者,哲学者,宗教家。ストックホルムに生まれ,自然科学を学んだが,理論ばかりでなくその応用としての工学に関心を抱く。1747年まで鉱山局に勤めるかたわら,自然科学者として一流の業績を残した。自然の根本を探求する中で,科学の経験的認識の限界を超えたさまざまなビジョンを見はじめ,1745年に,聖書の霊的な意味を霊の世界との交流の体験に基づいて明らかにするという使命を自覚,宗教家としての後半生がはじまる。

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大辞林 第三版の解説

スウェーデンボリ【Emanuel Swedenborg】

1688~1772) スウェーデンの神秘思想家。晩年自然科学研究から心霊現象の研究へ転じ、洗礼と聖餐を除くキリスト教教理を否定した。没後、彼の「新エルサレム教説」を信奉する団体(新エルサレム教会)が生まれた。著「天界と地獄」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スウェーデンボリ
すうぇーでんぼり
Emanuel Swedenborg
(1688―1772)

スウェーデンボルクともいう。スウェーデンの神秘家。言語学、数学、自然科学を学び、鉱山官となる。優れた自然研究家で、大脳作用の意義を初めて明らかにした。心身問題を探究していたが宗教的危機に陥り、幻をみ、科学的方法が全実在を解明しえないことを悟る。栄職を捨て(1747)、視霊者として聖書の霊的研究に没頭。霊魂の独立存在、死後存続を信じ、自ら天使や諸霊と語り、天界と地界の対応を踏まえて、霊界などについて詳しく記述した。彼の教えはキリスト教の伝統的教説と異なる点が多い。その影響はゲーテなどにみられる。カントの『視霊者の夢』(1766)は彼への批判である。[常葉謙二]

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世界大百科事典内のスウェーデンボリの言及

【幻視】より

…またジャンヌ・ダルクの得た幻視は有名である。この伝統はやがて,ある日突然神の啓示を受けて宗教的思索活動に身を投じたベーメや天使・精霊と対話できたと伝えられるスウェーデンボリらに受け継がれた。一方,芸術家たちも創作上の霊感を得るために幻視体験や瞑想修業を重視し,W.ブレークは〈幻視とは洗い清められた感覚で自然を見ることにほかならない〉として,詩作や絵画制作そのものを幻視体験と同一視した。…

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