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スオウ(蘇芳) スオウ Caesalpinia sappan; sappan wood

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スオウ(蘇芳)
スオウ
Caesalpinia sappan; sappan wood

マメ科の小低木で,インドマレー地方原産。東アジアの熱帯各地に栽培される。日本の山野に生えるジャケツイバラと同属で全体の形も似ている。偶数2回羽状の複葉を互生し,小葉はややいびつな形をしている。

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百科事典マイペディアの解説

スオウ(蘇芳)【スオウ】

東南アジア,インドなどに栽培されるマメ科の小高木。全体にジャケツイバラに似,葉は2回羽状複葉,黄色の花をつける。材質はかたい。深赤色のブラジリンという色素がとれ,以前は綿織物,毛織物の染色や赤インキとして用いられた。
→関連項目草木染染料作物

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世界大百科事典 第2版の解説

スオウ【スオウ(蘇芳) Caesalpinia sappan L.】

マメ科の小高木。インド,マレー半島の原産。高さ約5mで,幹や枝にとげがある。葉は2回羽状複葉で革質,光沢がある。小葉は長楕円形で左右不相称。花は美しい黄色で,円錐花序をなして咲き,おしべはやや突出する。果実は長さ約7cmの莢(さや)状で,革質,楕円形,扁平で赤色。中に3~4個の種子がある。心材を蘇芳木といい,赤色の染料として古来有名である。色素成分はブラジリンbrazilinで,約2%が含まれる。 また漢方では収れん剤,止瀉(ししや)剤とし,赤痢や腸炎に用いる。

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世界大百科事典内のスオウ(蘇芳)の言及

【染色】より

…染色は染料のもつ繊維材料への染着性を利用して,繊維等に染料を収・固着させる技術である。したがって繊維材料に顔料を固着材で固定する技術,たとえば顔料捺染(なつせん)などは染色には含めない。特別な例を除いて一般的には染料は水溶液として分子状に拡散したのち,染料の繊維に対してもつ特定の親和性(染着性)によって繊維上に収・固着される。染色は技術的には浸染捺染に分けられるが,染色の原理として共通するのは,なんらかの形をとる水溶性(後述するように分散染料のような例外はある)と,染料分子またはイオンのもつ繊維高分子材料に対する親和性に基づく染着性である。…

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