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ソルビット ソルビットsorbitol

翻訳|sorbitol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソルビット
sorbitol

ソルビトール,グルシット,グルシトールともいう。化学式 C6H14O6グルコースの糖アルコールに相当する。 (1) D体 普通単にソルビットといわれ,マンニット,ズルシットなどとともに植物界に広く存在する。特にバラ科植物の果実に多く含まれ,甘味のある結晶である。 (2) L体 天然には存在しない。L-グロースの還元により得られる。

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百科事典マイペディアの解説

ソルビット

化学式はC6H14O6。ソルビトール,グルシトールとも。リンゴ,ナシ,スモモ,オウトウなどの果実に含まれる6価のアルコール。甘味ある無色の結晶で,融点93〜94℃。
→関連項目合成甘味料

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世界大百科事典 第2版の解説

ソルビット【sorbit】

ソルビトールsorbitolともいう。糖アルコールの一種で,グルコースのアルデヒド基が水酸基に還元された6価アルコールC6H8(OH)6である。工業的にも,グルコースを高圧接触還元あるいは電解還元して製する。自然界にも,ナナカマド,リンゴなどの植物の果実中や海藻などに存在するが,その量はわずかである。光学異性体としてD‐型とL‐型があるが,自然界にあるのはD‐型であり,工業的にもD‐型のみを製造する。

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世界大百科事典内のソルビットの言及

【海藻】より

…グルタミン酸がコンブのうま味の発現に関与していることはよく知られているが,コンブは弱い甘みをもつ糖アルコールの含量も高い。紅藻類の糖アルコールであるソルビットの甘みはかなり強いので,糖尿病患者用の甘味料として利用されている。駆虫剤のマクリ(海人草),血圧降下剤のラミニンは海藻の薬効成分を製剤化したものである。…

【甘味料】より

…アミノ酸が3個つながったアスパルテームというペプチドがひじょうに甘いが,合成甘味料に属する。(3)糖アルコール 糖のアルデヒド基がアルコール基となったもので,マルチトール,ソルビットなどがよく用いられる。消化吸収されないので低カロリー甘味料として利用されている。…

※「ソルビット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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