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タマバチ(玉蜂) タマバチ

世界大百科事典 第2版の解説

タマバチ【タマバチ(玉蜂)】

膜翅目タマバチ科Cynipidaeに属する昆虫の総称。成虫は小型(体長2~6mm)で光沢のある黒色をしている。大部分の種類は植物に虫こぶをつくり,内部の植物組織を食べて発育する。90%近くの種類はナラ類に寄生し,このほかはバラ科,キク科などの少数の植物に寄生する。葉,枝,幹,根,花,実などに,さまざまな形をした虫こぶをつくり,複雑な生活を送る種類が多い。例えばナラリンゴタマバチBiorhiza weldiは,春にコナラなどの枝の先に直径4cm近いリンゴ状の虫こぶをつくり,6月に雌と雄が羽化する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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