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タルヌフ(英語表記)Tarnów

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タルヌフ
Tarnów

ポーランド南部,マウォポルスキェ県の都市。クラクフの東約 70km,ドゥナイェツ川の支流ビャワ川沿い,カルパート山脈とサンドミェシ盆地の間の丘陵地に位置する。中世から商業都市として知られたが,1772年からオーストリア領。 19世紀ガリチアの民族解放闘争の拠点。 20世紀初めから工業が発達し,労働運動の中心の一つとなった。第2次世界大戦中ドイツ軍に占領され,大量虐殺を受けた。化学を中心に,機械,電機,陶器などの工業が立地する。中世の遺跡が多いことでも有名。人口 11万 9913 (2002) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

タルヌフ【Tarnów】

ポーランド南東部,同名県の県都。人口12万1600(1995)。クラクフの東70kmにあり,ベスキド山脈を背景にビスワ川支流のビャーワ川の広い谷を見下ろす要害に発達した。かつてガリツィア地方の中心地として栄えた古い都市で,15~16世紀の宗教文化の中心地。大聖堂や市庁舎など歴史的建造物が多い。ウクライナ地方と結ぶ産業動脈上にあり,繊維,食品,木材,皮革の軽工業に加えて,機械工業,石油精製業が立地する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タルヌフ
たるぬふ
Tarnw

ポーランド南東部、マウォポルスカ県の都市。クラクフの東70キロメートル、カルパティア山脈を構成する東西ベスキド山脈の北麓(ほくろく)に位置し、ビスワ川の谷を見下ろす台地上に発達した。人口12万1828(2000)。ウクライナへの産業動脈上にあり、伝統的な繊維、食品、木材、皮革の軽工業に加えて、機械、石油精製、鋳鉄の近代工業が発展する工業都市である。1330年タルヌフスキ家の城塞(じょうさい)都市として建設。大火にあったが再建され、15~16世紀には宗教文化の中心地となった。大聖堂や市庁舎など、歴史的建造物が多い。[山本 茂]

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