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ダボス Davos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダボス
Davos

スイス東部,グラウビュンデン州の都市。アルブラ川の東の支流ラントワッサー川流域の深いU字谷の底にある。初めロマンシュ語を話す少数の住民がいたが,12~13世紀にバレー (ワリス) 地方からドイツ系の集団が移り住むようになった。 1436年にはツェーンゲリヒテンブント (十裁判官区連盟) の首都。 77~1649年にはオーストリア領であった。標高約 1600mにあり,1860年頃から保養・観光地として発展。 90年頃からは特に肺結核の療養地として広く知られ,大きなサナトリウム,公営保養所が数多く建設された。 T.マンの長編小説『魔の山』はここの療養所を舞台としている。 1950年頃に療養地からスポーツの中心地に転換。パルゼンのスキー場は世界有数で,付近にはスキー学校や宿泊施設も多い。避暑地としても有名。毎年世界経済フォーラムが開催される。 15~16世紀の教会がある。人口1万 1610 (1990) 。

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百科事典マイペディアの解説

ダボス

スイス東部,グラウビュンデン州にある谷間の台地。標高1550mを越え,ダボスプラッツ,ダボスドルフなどの村がある。陽光と森林に恵まれ,結核療養所があり,観光地,冬季スポーツの中心として有名。
→関連項目菅平

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大辞林 第三版の解説

ダボス【Davos】

スイス東部、アルプス山脈の海抜1600メートルに位置する保養都市。避暑地・スキー場として名高い。トーマス=マンの「魔の山」の舞台。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダボス
だぼす
Davos

スイスのグラウビュンデン州にある観光保養地で、ウィンタースポーツの一中心。標高1560メートル。人口1万0995(2001)。ダボス・プラッツとダボス・ドルフの2か村からなる。19世紀なかばには人口1700の小村であったが、1890年の鉄道開通を契機に国際的保養地に発展した。ホテル、ペンション、サナトリウム、商店が古い木造農家を圧するように建ち並ぶ。多くのロープウェー、リフトが高所へ通ずる。ワイスフルー山(2831メートル)へ登るケーブルカーの途中駅ワイスフルーヨッホはスキーツアー、滑降の出発点として有名で、パルセンはスキー場として名高い。国立雪氷・雪崩(なだれ)研究所がある。また、世界各国の政財界のリーダーが参加し経済から科学、文化など幅広くグローバルな問題を論じ合う世界経済フォーラム(ダボス会議)の開催地でもある。トーマス・マンの『魔の山』の舞台としても有名。[前島郁雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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